「冴えカノ」、読みました
最近「えー、まさきちさんライトノベルのことを小説って言っちゃうんですかー^^」って言われた気がするから調べてみたけれど、その区切りって曖昧らしいんですよね。大きく依るのは出典がどっからーってことで、全く同じ文でもラノベとして出したり小説としたりってのもあるらしいっすよ。おう煽った奴おめーが違いについて説明できんのかよって話だよ出て来いよ(#^ω^)
ぶっちゃけどうでもいいです。本屋で枠づけされてるからーでいいんじゃないかな。
今回は題名見た時点でもう絡んでる人間知られてんね。はい。べべっとえっじくんの家に泊まって読んで感想書きますねって別れたんで書いてます。展開に関するネタバレするつもりはないですけど、しれっと書いちゃうかもしれないんで嫌な人はブラウザバックして、どうぞ。ちなみに本編のみ、9巻まで読み終わった状態です。
~DVD2巻垂れ流し中~
べべっと「このオープニングの暫く顔出さないところがまたね」
mskt「彼女らを題材に恋愛ゲームを作るって話なんやろ?実際の顔が見えないってのが雰囲気あるからかね」
べ「で……ここまできてようやくキャラの顔がわかるんよー……はー加藤かわいい」
ま「おう(訓練済み) このDVDケース、専用ケースで綺麗に纏められてるけど、箱買いとか?」
べ「いや全部最速で買ってる、ケースは予約特典。この回にはキャラクターのセリフがそのまま台本になってるっていう予約特典があって、あ、そういや俺のデスクトップ画像でネタバレしちまってたわごめん」
ま「いいよ気にせんし…ん(視点↑)」
べ「あれは加藤の等身大ポスター、あとポスターは4枚持ってるけどもったいないから飾ってない。なんであれは飾ってるかというと、おれがベッドからこう起き上がるやろ、そしたら目の前に加藤が…あ、こんなカバーあるのよ、それも二つ。なんで二つあるのかわかるか……?」
ま「えっと……あれ?寧ろ3つではないのか?」
べ「プレイ用は要らないから、保存用と観賞用でいいからね。抱き枕だと高いから複数は無理なんだけど、このくらいのカバーなら余裕なんですよ、かわいいし」
ま「おう(訓練ry)」
べ「ノベルのほうの7巻も初回限定版でさ、表紙裏返してみ?……ほらー加藤載ってるんだよー。ほら手止めるなって!ノベルを読み終わるのがお前の義務なんだからな!……あーほらDVDのここ!加藤の顔が初めてここで出てくるんよ、はーーーかわいい」
べ「そこストップで。主人公の家に来てベッドで寝てるとおかしいしやん?それがこの座りながらも眠さを露わにしてるこのシーンがだな」
べ「流石にエンディングを飛ばすと俺死ぬからダメだけど倍速でエンディングのこのタッチもまた好きなんだよね、加藤のところは速度戻すけどな……最後表情変わるんよね、またこれがかわいい」
倫也の家に加藤が来て倫也がギャルゲーについて熱く教えるというシーンが流れたのだが。
この時の加藤ちゃんの心境、俺なら少しは分かるかもしれない……
はい、ここまで前座ね。
べべっと「……で、誰が一番好き?」
加藤ちゃんで。フラット大歓迎。おいそこお前絶対洗脳されてんだろってやめろそれ今からちゃんと俺の言葉で弁明するから。本人が言うのもなんだが良かったなべべ君
まず、主人公と何の緊張もなく喋ってるってのがイイですね。まず男友達だろうが何だろうがこれ俺にとって一番最初に気にするところなんですよ、「まんま自分が笑って話せるかどうか」。このせいで容姿をあまり気にしないで推しキャラを選ぶってなっちゃうので、周りからすると好みを絞り辛く、ピックアップしても大概俺うーーんってなって「あいつ本当にホモなんじゃね」ってよく言われます。その本質は秘密にしときますね。ふっふっふ。
それから気になったことをまず先に行動して解決しようとするところね。どんなところって細かくはネタバレになっちゃうんで言えませんけど、本当に伝えたいことは自分もSNSとかじゃなく直接相手に伝えたいと思ってます。また、それ故の日頃マイペースなところとか。どうしても思ったことをすぐ放出せず一度頭に置いてしまうとか、興味のないことにつっこまないようにしちゃうとかするとこうなるんですよ……
色々あるけどラスト、常識を吹っ飛ばしてるところですね。マナーとか悪い意味じゃなくてその……伝えづらいんですけど分かる人にはわかる、何かとぶっ飛んでるっていうのに良さがあるんですよ。「こうするんじゃないのか……えっ!あー、なるほど!」みたいな。語彙力高めてきますね。すいません。
作品全体でみると、まーこの作品自体ハーレム風強くて現実とかけ離れてるんですが、一歩以上背伸びしてでもじぶんのやりたいこと成したいことを目指す主人公をみてると、自分の中から熱い感情が出てくる気がします。お前よーそうじゃねーだろって思うことは度々あるんですけど極度な不快を覚えることは無く、かといってほのぼの平和なストーリーも糞もあったもんじゃねえよっていう訳でも無く、いい緊張感のまま読ませてもらってます。主人公にしかできないのかと言われればNO、倫也は思いっきり頑張っていますが現実離れした努力や環境ではない(幼馴染や先輩はぶっ飛んでいるように見えて読んでいるとその実そうでもないって思える不思議、というか一番の題材である加藤が普通設定だからかもしれない)為、自分は今何がしたいか、何ができるか、それを実践するべきじゃないのか……と、ダイレクトに語りかけてくるように思えます。
後は各キャラの話というか……まずこの本自体が恋愛ゲー風なのを感じます、アマ○ミ思い出しました。勿論これはノベルでありゲームじゃないのでマルチエンディングじゃないんですけど、もうちょっと引き延ばすとこれトゥルーエンドだよねっていうキャラの描写が多いように感じました。男がほぼ主人公一人だと本でもこうなるのかも。別に悪いという訳ではなく、寧ろマルチエンディングやキャラ個別ルートがある訳じゃないのによくこれだけどのキャラにも感情移入できるようになってるなーと思う所存。話も飛んでなく一つに纏まっていて、それでいてモブまでちゃんと隠れた意志が伝わってきます。ゲームだと選んだヒロイン以外のことは一時的にでも抜け落ちてしまう(それも良いところではある)けど、ノベルじゃそういう訳にも行かない。でもそれが面白いんですよ。
纏めとして、夢を忘れたり諦めたり無くしたり、そもそも持ってなかったりする人にこれ読んで欲しいかな。それで夢を持てるかっつーと読み手次第なので保証はしませんけどね。僕はちょっと目が覚めそうです。作者さん応援してます。
とりあえず今はこんなもんでいいですか。
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